当然のことと言えますが農産物はその土地の土壌と気候に影響を受けます。
ラトビアのリンゴの個性は以下の土壌と気候から作り出されます。
・土質が壌土(小石を除いた土壌中に粘土をある程度含むもの。作物栽培には好適。)である。
・夏は酷暑がなく涼しい。
・1年を通して冷涼な気候のため、比較的植物の休眠期が長い。
こういった気候と土壌で育ち収穫されたリンゴから作られたシードルは香り高く、独特の酸味があります。雑味がなく澄んでいて、甘酸っぱい、または淡麗な辛口と表現され、リンゴの香りが際立ち、中程度から軽めの心地良い風味を持ち、特別なタンニンを持ちません。ラトビアではリンゴが非常によく育つので、シードルはまさにラトビアの飲み物ともいえます。