りんごの健康成分 – シードル1本(750ml)に約5個分が詰められています 2022年4月16日 by travesia with no comment シードルについてシードルの健康効果 シードルにはりんごの恵みが りんごにはさまざまな栄養成分が含まれています。りんご果汁を発酵させたシードルは、ナチュラルでヘルシーおいしくて体にも良い嬉しいお酒です。りんごの美容と健康成分を見ていきましょう。 ビタミンミネラル豊富!免疫力アップや美容に効果 シードルにはりんごのビタミン・ミネラルがバランスよく含まれています。体内のビタミンCを増やす作用があり、免疫力を上げ、美容効果も高いです。カリウム、亜鉛、マグネシウム、リン、ナトリウムといったミネラルも含まれ、特にカリウムは摂りすぎた塩分を排出する効果があるなど、むくみを防いでくれます。 リンゴ酸、クエン酸が疲れを癒す 私たちの体に必要な、糖質、脂肪、タンパク質の三大栄養素がスムーズに消化、吸収され、エネルギーに変わる手助けをするのが有機酸です。りんごに含まれる、リンゴ酸やクエン酸は、エネルギー代謝をスムーズにし、疲労を回復させる作用があります。 抗酸化力が高い、リンゴポリフェノールで若々しく りんご(特に皮に近い部分)にはポリフェノール成分が豊富に含まれています。ポリフェノールは活性酸素を取り除き、美肌や血流改善、抗アレルギー、コレステロール低減など、若さを保つ効果がある抗酸化成分です。赤ワインのポリフェノールが知られていますがシードルのりんごポリフェノールも強力です。参照:リンゴポリフェノールの有用性りんごポリフェノールプロシアニジン 食物繊維のペクチンが腸内環境を整える りんごに含まれる水溶性の食物繊維は「ペクチン」と呼ばれ、腸の善玉菌を増やして働きを整え、血液中の余分なコレステロールを排出するなどの効果が期待できますシードル醸造過程で、ペクチンを取り除く製法もありますが、無ろ過の濁ったシードルにはペクチンが残っています。澱も無駄にせず、摂りたいですね。参照:シードルブーム到来! 医師が勧める発酵健康酒|入門編 プリン体ほぼゼロだから嬉しい プリン体とは主にうまみの成分で食物全般に含まれています。通常は分解されて乳酸として体外に排出されますが、尿酸量が排水能力を超え、体内に蓄積されると痛風の原因となると言われています。お酒では、ビールや発泡酒、日本酒などに含まれますがシードルはゼロに近い含有量です。 野生酵母で作られるシードルは発酵食品 ナチュラルなシードルは、りんごの皮に付いている野生の酵母による発酵食品。酵母菌の力が生きているので、体に優しい飲み物です。発酵食品は、善玉菌を助け腸の健康を整えます。アルコール分も低いので疲れた日の1杯にいかがでしょうか。 グルテンフリー グルテンは、小麦の種の中に蓄えられたタンパク質の一種。大麦やライ麦にも含まれています。欧米では「グルテン過敏性腸症」というアレルギー体質の人が多く、グルテンフリーの食品が好まれています。シードルはもちろんグルテンフリー。体に優しいお酒です イサステギ・酸化防止剤無添加 ナチュラル・シードルイサステギ・酸化防止剤無添加ナチュラル・シードルは、バスク産のシードルであり、20種類ものリンゴの天然果汁だけでつくられた、素朴なリンゴのお酒です。原料はリンゴのみ。甘くなく、食事に合い、ペクチンやリンゴ・ポリフェノールなど、抗酸化作用があるリンゴ健康成分もそのままです。 スペイン・バスク地方イサステギシードルについて詳しくはこちら関連記事:スペイン・バスク地方、美食の地をめぐるあれこれとシードル・その1 スペイン・バスク地方、美食の地をめぐるあれこれとシードル・その2スペイン・バスク地方で、酸っぱいシードルに出会う – 様々な味わいの酸味を発見 バスク地方スペインからフランスへ、シャネルの転機の地ビアリッツ ダンカートン・オーガニック・シードル・ブラックフォックス<中辛口>リンゴ10種類を使った、ダンカートンを代表する中辛口のブレンド。果肉の甘みと皮の渋みが重層的に広がり、優雅な余韻を残します。 圧倒的な果実味が特徴の、英国シードルの伝統に忠実なシードルです。 イギリス ダンカートン・オーガニック・シードルについて詳しくはこちら関連記事:イギリス・オーガニック・シードルの最高峰 – 1本のりんごの⽊から始まる物語工業製品のようなシードル?世界最大の生産量イギリスのシードル サッシー・シードル・クラシック 5.2%酸味の強いリンゴとビタースイート系の品種を中心に、22種類のリンゴをブレンドしています。フランスらしさをそのままに、現代的にスッキリ仕上げた無添加ナチュラル・シードル。 フランス サッシー・シードルについて詳しくはこちら関連記事:新世代のフランス生産者たちの挑戦 – SASSYシードルの創業者たちクラフトシードル – 発酵の世界と、醸造家こだわりの製法サッシー・シードルはなぜ砂糖を加えていないのに甘みがあるのか ヤーニハンソ・シードル・ブリュット<辛口>(発泡性8.5%)バルト海沿岸のエストニアで、オーガニックのリンゴを原料に造られた、最高級シードルです。 この淡麗な辛口ブリュットは、果実味の中に、厳しい冬に搾ったリンゴの優しい苦みが心地良い逸品。 エレガントな泡は食前酒に最適です。 エストニア ヤーニハンソ・シードルについて詳しくはこちら関連記事:エストニアの香り高いリンゴから生まれた、極上のクラフトシードル日本から遠い国エストニアの豊かな食事情とシードルとのペアリング アバヴァス・シードル・ミディアム<中辛口>(発泡性7.5%)地元品種を8ヶ月間低温で熟成させてからブレンドした中辛口のスパークリングです。メロンを感じさせる香りの後に、甘すぎずスッキリとしたリンゴの余韻が続きます。果実味が開くのに若干時間がかかります。食前酒として、移りゆく香りをお楽しみ下さい。750ml / 330ml 7.5% ラトビア アバヴァス・シードルについて詳しくはこちら関連記事:バルト海の真珠ラトビア、シードルの国際的コンテストで認められる国世界でも稀有な北緯57度線にあるワイナリーのシードル Previous Post シードルに合う料理は? – ペアリング:ガレット編 in フランス Next Post おすすめの外国シードル7選 シードルの種類と選び方